前晩の祈り
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
賛 歌
万物の泉なる神よ、あなたは、全世界のあらゆる事物の動きと 運行とその境をすべて定められた。 また、あなたは大いなる配慮をもって造られたあと、 休息を宣言され、私たちを優しく立ち上がらせ、仕事に打ち込ませる。 今、人間の生活における過ちを、どうか、消し去り、 徳に堅く立たせ、繁栄をお与えください。 恐ろしい裁きのときの恐れを乗り越え、 恵みに満ちた平和をすべての者とともに喜べますように。 慈悲深い父よ、父と唯一のおん子と聖霊とともに 世々に治めてください。アーメン。
第一唱和
あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレムに近づいた(ヘブライ12・22)
先 平和を祈ろう、エルサレムのために アレルヤ。
「神の家に行こう」と言われて、 わたしの心は喜びに はずんだ。 エルサレムよ、わたしたちは いま、 おまえの門のうちに立っている。 しげく連なる町、エルサレム、 すべての民の都。 そこにはイスラエルの部族、 神の民が のぼって来る。 イスラエルのおきてに従い、 神に感謝をささげるために。 そこには さばきの座、 ダビデの家の座が すえられている。 平和を祈ろう、エルサレムのために。 「エルサレムを愛する者に平和。 その城壁のうちに、 その宮殿のうちに平和。」 わたしの兄弟、わたしの友のために、 「エルサレムに平和。」 わたしたちの神、主のすまいのゆえに、 エルサレムの上に恵みを願おう。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 平和を祈ろう、エルサレムのために アレルヤ。
第二唱和
その子は自分の民を罪から救う者となる(マタイ1・21)
先 わたしの心は主を待ち望む アレルヤ。
神よ、深いふちから あなたに叫び、 嘆き祈る わたしの声を聞いてください。 あなたが悪に目を留められるなら、 主よ、だれが あなたの前に立てよう。 しかし、あなたのゆるしのために、 人は あなたを おそれ とうとぶ。 神は わたしの希望、わたしの望み、 わたしは そのことばに寄り頼む。 夜明けを待ちわびる夜回りにもまして、 わたしの心は主を待ち望む。 イスラエルよ、神に寄り頼め、 神は豊かな あがないに満ち、いつくしみ深い。 神は すべての罪から、 イスラエルを救われる。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 わたしの心は主を待ち望む アレルヤ。
第三唱和
先 イエスの名に対して、天と地にあるもの、
すべてのものが ひざをかがめる アレルヤ。
イエス・キリストは神の姿でありながら、 神であることを固守しようとはせず、 人間と同じものになり、 自分をむなしくして仕える者となった。 人のかたちで現われ、 死に至るまで、 しかも十字架の死に至るまで、 自分を低くして、従う者となった。 それゆえ、神はイエスを高くあげて、 すべてにまさる名を お与えになった。 イエスの名に対して、 天と、地と、地の下にあるもの、 すべてのものが ひざをかがめ、 すべての民が神である父の栄光のために、 「イエス・キリストは主である」と、 たたえるようになった。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 イエスの名に対して、天と地にあるもの、
すべてのものが ひざをかがめる アレルヤ。
神のことば(Ⅱぺトロ1・19-20)
わたしたちには、確かな預言のことばが与えられている。夜が明け、明けの明星が心の中を照らすまで、暗やみに輝くともしびとして、預言のことばに目を留めているように。聖書の預言はすべて人の解釈によってできたものではない。預言は人間の発意によるものではなく、聖霊に動かされた人が、神からのことを語ったのである。
答 唱(詩編36・9a 10)
先 いのちの泉は あなたのもとにあり、
答 あなたの光のうちに わたしたちは光を見る。
先 あなたの家の豊かさに飽かされ、
答 あなたの光のうちに わたしたちは光を見る。
先 栄光は父と子と聖霊に。
答 いのちの泉は あなたのもとにあり、あなたの光のうちに わたしたちは光を見る。
福音の歌(ルカ 1・46-56)
交唱 婚宴の用意はできた。
通りに出て出会う人を みな招け。 アレルヤ。
または
交唱 万軍の主はすべての民に祝宴を整えてくださる。アレルヤ。
わたしは神をあがめ、 わたしの心は神の救いに喜びおどる。 神は卑しい はしためを顧みられ、 いつの代の人も わたしを しあわせな者と呼ぶ。 神は わたしに偉大なわざを行なわれた。 その名はとうとく、 あわれみは代々、神をおそれ敬う人の上に。 神は その力を現わし、 思いあがる者を打ち砕き、 権力をふるう者を その座からおろし、 見捨てられた人を高められる。 飢えに苦しむ人は よいもので満たされ、 おごり暮らす者は むなしくなって帰る。 神は いつくしみを忘れることなく、 しもベイスラエルを助けられた。 わたしたちの祖先、 アブラハムと その子孫に約束されたように。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
交唱 婚宴の用意はできた。
通りに出て出会う人を みな招け。 アレルヤ。
または
交唱 万軍の主はすべての民に祝宴を整えてくださる。アレルヤ。
共同祈願
司 御子イエスによって、神は わたしたちに永遠のいのちを約束してくださいました。信頼をこめて祈りましょう。
先 いつくしみ深い父よ、あなたのことばは変わることなく永遠にとどまります。わたしたちがいつも みことばの光の中に歩むことができますように。
答 神の愛は力強く そのまことは世々に及ぶ。
先 人種、国籍、宗教などによる差別を わたしたちの間から取り除いてください。すべての人の権利が守られ、あなたの子として生きる自由が与えられますように。
先 キリストを信じる人々が一つに結ばれ、悪と戦い、あなたの国のあかしとなることができますように。
先 なくなったすべての人を死のやみから解放し、主イエスの復活の輝きにあずからせてください。
主の祈り
(個人で唱えるときには前文は省くことができる。)
司 主・キリストが教えてくださった「主の祈り」を唱えましょう。
(または)
司 神の国を待ち望みながら「主の祈り」を唱えましょう。
(または)
司 キリストの教えに従って神である父をたたえて祈りましょう。
天におられるわたしたちの父よ、 み名が聖とされますように。 み国が来ますように。 みこころが天に行われるとおり 地にも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。 わたしたちの罪をおゆるしください。 わたしたちも人をゆるします。 わたしたちを誘惑におちいらせず、 悪からお救いください。
結びの祈願
司 すべてを治められる神よ、あなたは先に わたしたちを愛してくださいました。この愛に支えられる わたしたちが、いつも心から兄弟に仕えることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
派遣の祝福
(ミサ、または、寝る前の祈りが続く場合は省く)
司 主は 皆さんとともに。
答 またあなたとともに。
司 全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんの上にありますように。
答 アーメン。
司 晩の祈りを終わります。行きましょう 主の平和のうちに。
答 神に感謝。
結 び
(司祭、助祭が不在の場合、または、ひとりで唱える場合)
先 賛美と感謝のうちに。
答 アーメン。
寝る前の祈り
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
良心の糾明
(しばらく沈黙のうちに反省する)
回心の祈り
(ミサの式次第にある他の形式も用いることができる)
司 全能の神と、
全 兄弟姉妹の皆さんに告白します。
わたしは、思い ことば 行ない
怠りによって たびたび罪を犯しました。
聖母マリア すべての天使と聖人
そして兄弟の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください。
司 全能の神が わたしたちを あわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。
答 アーメン。
賛 歌
一日を終える前に、ものごとの造り主のあなたに、 私たちはお願いいたします。いつもの寛大さで 私たちをお守りください。 私たちの心はあなたを夢見、眠っているときも あなたを感じ、またあなたの栄光を、 近づく光とともに賛美できますように。 壮健ないのちを与え、私たちの熱意をめざめさせ、 おそろしい夜の闇を、あなたの光で照らしてください。 氷遠のおん父よ、聖霊とともに永遠(とわ)に、 ともに治められる主イエス・キリストによって お願いいたします。アーメン。
詩編唱和
詩編 4 眠る前に
キリストの平和が あなたがたの心を支配するように(コロサイ 3・15)
先 神よ、わたしを あわれみ、
心に留めてください アレルヤ。
正しさを守ってくださる神、 わたしの叫びに答え、 悩みの中にも いこいを与え、 わたしを あわれみ、心に留めてください。 人よ、いつまで心を閉ざし、 むなしいことを追い、見せかけを求めるのか。 神は、わたしを選び、ご自分のものとされた。 神は、わたしの叫びに耳を傾けてくださる。 神をおそれ、罪を犯すな。 床の上で静かに心を調べよ。 正しい いけにえをささげ、 神に寄り頼め。 多くの人は尋ねる。 「わたしたちに よいものを示すのはだれか。」 神よ、あなたの顔の光を、 わたしたちの上に照らしてください。 あなたが わたしの心に与えてくださる喜びは、 小麦と ぶどうの豊かな実りに まさるもの。 神よ、わたしの平和は あなたのうちにある。 わたしは、床につき、心静かに眠る。 栄唱 栄光は父と子と聖霊に。 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神よ、わたしを あわれみ、
心に留めてください アレルヤ。
詩編 134 神に仕えて
神をおそれ、神に仕えるすべての人は神をたたえよ(黙示録19・5)
先 夜ごとに神をたたえよ アレルヤ。
神に仕えるすべての者よ、 神の家に立って、夜ごとに神をたたえよ。 聖所に向かって手を高くあげ、 神をたたえよ。 天地を造られた神の祝福が シオンから あなたの上に。 栄唱 栄光は父と子と聖霊に。 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 夜ごとに神をたたえよ アレルヤ。
神のことば (申命記6・4-7)
イスラエルよ聞け。わたしたちの神である主は、ただひとり。あなたは心をこめ、魂をこめ、力を尽くして、あなたの神を愛せよ。きょうわたしが あなたに命じる このことばを、あなたの心に留めておけ。あなたの子孫にも これを教えるように努め、家に居る時も、道を歩く時も、寝る時も、起きている時も、これについて語れ。
答 唱
先 父よ、あなたに ゆだねます。
答 父よ、わたしを ゆだねます。
先 わたしを救われた いつくしみ深い神。
答 父よ、わたしを ゆだねます。
先 栄光は父と子と聖霊に。
答 父よ、あなたに ゆだねます。父よ、わたしを ゆだねます。
福音の歌 (ルカ2・29-32) 諸国の民の光
交唱 起きている時も、眠っている時も、神よ、わたしを救い、守ってください。キリストのうちに いつも目ざめ、平和のうちに いこうことができるように。
神よ、いまこそ あなたは おことばのとおり、 しもべを安らかに行かせてくださる。 わたしは この目で あなたの救いを見た。 あなたが万民の前に備えられた救い、 諸国の民を照らす光、 あなたの民イスラエルの光栄。 栄唱 栄光は父と子と聖霊に。 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
交唱 起きている時も、眠っている時も、神よ、わたしを救い、守ってください。キリストのうちに いつも目ざめ、平和のうちに いこうことができるように。
結びの祈願
司 ……祈りましょう。(しばらく沈黙のうちに祈る)
(主日の前夜に)
いつくしみ深い父よ、この夜、わたしたちを訪れ、ともに とどまってください。さわやかな朝を迎え、御子キリストの復活を喜び祝うことができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
(主日以外の祭日前夜に)
すべてを治められる神よ、わたしたちを訪れ、すべての悪を遠ざけてください。このすまいに天使を送って わたしたちを守り、あなたの祝福を豊かに与えてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
祝 福
司 この夜を安らかに過ごし、終わりを全うする恵みを、全能の神が与えてくださいますように。
答 アーメン。
結びの歌(聖母賛歌)
(いずれか一つを選ぶ)
救い主を育てた母、 開かれた天の門、 光り輝く海の星、 倒れる者に走り寄り、 力づけてくださるかた。 すべてのものが たたえる中で、 造り主を生んだかた。 ガブリエルから ことばを受けた とわのおとめよ、 罪深い われらのために祈りたまえ。
(または)
天の元后、 天の女王、 世に光を生み出した、 いのちの泉、天の門。 喜べ、輝く おとめ、 すべてにまさる とうとい おとめ。 われらのためにキリストに祈りたまえ。
(または)
元后、あわれみの母、 われらのいのち、喜び、希望。 旅路から あなたに叫ぶエバの子、 なげきながら、泣きながらも、 涙の谷に あなたを慕う。 われらのためにとりなすかた、 あわれみの目を われらに注ぎ、 とうとい あなたの子イエスを 旅路の果てに示してください。 おお、いつくしみ、恵みあふれる 喜びのおとめマリア。
初めの祈り
初 め
(一日の祈りの初めに用いる)
司 神よ、わたしの口を開いてください。
答 わたしは あなたに賛美を ささげます。
詩編交唱
毎日、「きょう」と言われる間に、互いに励まし合おう(ヘブライ3・13)
交唱
詩編 95 神の賛美への招き
神に向かって喜び歌い、 救いの岩に声をあげよう。 感謝に満ちて み前に進み、 楽の音に合わせ神をたたえよう。 主は力ある神、 すべての神々にまさる偉大な王。 地の深みには神の手が及び、 山の頂きには その力が臨む。 海は神のもの、神に造られたもの。 陸も神のもの、神に形造られたもの。 身を低くして伏し拝もう、 わたしたちを造られた神の前に。 神は、わたしたちの神。 わたしたちは神の民、その牧場の羊。 きょう、神の声を聞くなら、 メリバのあの日のように、 マッサの荒れ野の時のように、 神に心を閉じてはならない。 「あのとき、あなたがたの先祖たちは、 わたしのわざを見ていながら、 わたしをためし、試みた。 四十年の間、わたしを悩ませた世代に、 わたしは憤って言った。 『かれらは心の迷った者、わたしの道を知らぬ民。 かれらは安息の地に はいれない。』」
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
交唱
読 書
「初めの祈り」のあとは「初め」を省き、「賛歌」に続く。
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
賛 歌
I.夜中、または早朝に唱えるとき
時は真夜中。預言者の声は、私たちがいつも 父なる神とおん子への賛美をささげるように勧め、 また同じ本性をもつ聖霊、まったき三位一体にも 私たちは常に賛美をささげます。 この時刻は恐れを包み、この時刻に、破壊の天使は、 エジプトに死をもたらし、その長子を滅ぼされた。 これは、正しい人には救いの時、同じ天使らは、 血の印に驚いて彼らにあえて罰を加えなかった。 多くの人の恐るべき滅びにより、 エジプト人らは激しく泣き、 イスラエル人だけが、羊の血に守られて、喜んだ。 私たちはまことのイスラエル。 主よ、キリストの守護の血により、敵と悪を遠ざけられ、 私たちは、おん身のうちで喜びます。 至高の王よ、私たちを将来の王国の栄光に適う者とし、 私たちが、永遠の賛美で、 あなたをたたえることができますように。アーメン。
II.日中に唱えるとき
日々の中で栄光ある日にあいさつをおくります。 キリストの勝利による幸いな日、 喜びを表すのにかなったもっともふさわしい日。 神の光は目の不自由な者を照らし、 キリストは光のうちに地獄を討ち滅ぼし、 死に打ち勝ち、天と地を和解させられた。 永遠の王の宣告は、罪の下にあるすべてのものを解放し 病める者らを至高の恵みで助けられた。 神の力と英知は、寛大に怒りをしずめ、 まったく危機に瀕していた全世界に、 すでに、ゆるしを与えられた。 人類の刷新者なるおん子は、よみの国からよみがえり、 その群れを肩にかついで、高いところへと連れ戻された。 勝利者なる主は、天使と人間の平和となり、秩序を回復し、 永遠の賛美でほめたたえられる。 今日、信者はみな、父の祖国の人々に合わせ、 母なる教会の声に和して、「アレルヤ」をうたいます。 死の王国に勝利されたおん者の喜びを受け止めて、 地には平和、天には歓喜がありますように。アーメン。
詩編唱和
24 栄光の王がはいる
栄光と力はキリストに とこしえに(黙示録1・6)
先 だれが神の山に登れよう、
だれが聖所に立てよう アレルヤ。
地とそこにあるもの、 世界とそこに住むものは神のもの。 神は海に地の基をすえ、 水の上に固められた。 だれが神の山に登れよう。 だれが聖所に立てよう。 それは手に汚れなく、心のきよい人、 むなしいことに心を向けず、 いつわりを口にしない者。 その人は神に祝福され、 救いの恵みを受ける。 かれはヤコブの一族、 神を求め、その顔を慕う。 門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、あがれ。 栄光の王が はいる。 栄光の王とは だれか、 勝利を得られる力ある神。 門よ、とびらを開け、永遠の戸よ、あがれ。 栄光の王が はいる。 栄光の王とは だれか、 すべてを治める神、神は栄光の王。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 だれが神の山に登れよう、
だれが聖所に立てよう アレルヤ。
66 賛美の歌
神の小羊は ほふられ、その血によって すべての民はあがなわれた(黙示録5・9)
先 すべての民よ、わたしたちの神をたたえよ。
神は いのちを与えられる アレルヤ。
すべての人よ、神に向かって喜びの声をあげよ。 神の栄えを ほめ歌い、その栄光を賛美せよ。 「あなたのわざは おそるべきもの。 はむかう者も、偉大な力に ひざをかがめる。 すべての人は あなたを伏し拝み、 み名をたたえて喜び歌う。」 神のわざを仰ぎ見よ、 人々に行なわれた おそるべきわざを。 神は海を陸に変え、人は川の中を歩いて渡った。 神のわざは わたしたちの喜び。 神は力を現わして とこしえに治め、 諸国に目を注ぎ、逆らう者を高ぶらせない。 すべての民よ、わたしたちの神をたたえ、 賛美の歌を響かせよ。 神は わたしたちに いのちを与え、 足をゆるぎなくささえられる。 神よ、あなたは わたしたちをためし、 銀を精練するように清められた。 わたしたちを苦しみに おとし入れ、 肩に重荷を負わせ、 人々が頭の上を乗り越えて行くのにまかせられた。 わたしたちは火と水の中を通り、 あなたは わたしたちを救い、自由にされた。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 すべての民よ、わたしたちの神をたたえよ。
神は いのちを与えられる アレルヤ。
詩編 66(13-20)
先 神のわざを語ろう、
わたしの上に行なわれたことを アレルヤ。
わたしは 焼き尽くす いけにえを携え、 あなたの家に はいり、誓いを果たす。 苦悩の中で立てた誓い、 あなたと結んだ約束。 わたしは雄羊のはんさいを かおりとともにささげ、 雄牛と雄山羊を あなたにささげる。 神をおそれる者は耳を傾けよ。 神のわざを語ろう、 わたしの上に行なわれたことを。 わたしは神を呼び求め、 賛美の歌が口にあふれる。 心にやましさがある者を、 主は受け入れてくださらない。 神は わたしを受け入れて、 祈りに心を留められた。 神をたたえよう。 神は祈りを退けず、恵みを拒まれなかった。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神のわざを語ろう、
わたしの上に行なわれたことを アレルヤ。
(ヘブライ4・12)
先 神のことばは 生きていて力があり、
答 両刃の剣よりも鋭い。
読 書
※ 第一朗読は二周期朗読分配により選択されています
第一朗読 (シラ10・6-22) 〔偶数年〕
シラ書
高慢について
隣人のどんな不正な仕打ちにも、憤りを抱くな。
また、決して横柄なふるまいをしてはならない。
高慢は、主にも人にも嫌われ、
不正は、そのいずれからも非難される。
覇権は、民族から民族へと移り行く。
その原因は、不正と傲慢と富である。
〔金銭欲の強い者こそ、最も不法な者だ。
彼は、全く守銭奴になりきってしまう。〕
土くれや灰にすぎぬ身で、なぜ思い上がるのか。
だからわたしは、彼のはらわたを、
生きているときに、つかみ出してやった。
長患いは、医者の手に負えず、
今日、王であっても、明日は命を奪われる。
人は死んでしまうと、すべてを失い、
爬虫類と野獣と蛆虫の餌食になるだけだ。
高慢の初めは、主から離れること、
人の心がその造り主から離れることである。
高慢の初めは、罪である。
高慢であり続ける者は、
忌まわしい悪事を雨のように降らす。
それゆえ、主は想像を絶する罰を下し、
彼らを滅ぼし尽くされた。
主は、支配者たちをその王座から降ろし、
代わりに、謙遜な人をその座につけられた。
主は、諸国民を根こそぎにし、
代わりに、身分の低い人々を植え付けられた。
主は、諸国民の領土を覆し、
地の基まで破壊された。
主は、ある人々を取り除いて打ち滅ぼし、
彼らについての記憶を地上から消し去られた。
人間は、高慢であってはならず、
女から生まれた者は、
激しい憤りを抱いてはならないのだ。
どんな被造物が尊敬に値するか。人類だ。
どんな人が尊敬に値するか。主を畏れる人だ。
どんな被造物が尊敬に値しないか。人類だ。
どんな人が尊敬に値しないか。掟を破る者だ。仲間の間では、権力のある者が尊敬され、
主の前では、主を畏れる者が尊ばれる。〔主を畏れることは、
主に受け入れられることの初め、
強情と高慢は、主に拒まれることの初めである。〕改宗者や外国人や貧しい人、
彼らの誇りは、主を畏れることである。
答 唱(シラ 10・7.9・12;一ペト 5・5)
先 高慢は、主にも人にも嫌われ、土と灰にすぎないものが、なぜ誇るのか。
答 高慢の初めは、主から離れること、 人の心がその造り主から離れることである。
先 神は高ぶる者に逆らい、へりくだる者に恵みをお与えになる
答 高慢の初めは、主から離れること、 人の心がその造り主から離れることである。
第二朗読
アレキサンドリアの聖チリロ司教の『ハガイ書注解』
わたしの名は諸国の間であがめられる
キリストと福音による礼拝は律法に従って行われた礼拝にまさり、真理は影にはるかにまさると言わざるをえない。だからこれと同様に、神殿はわたしたちの救い主が来られたときに、かつての栄光とは比較できないほどに輝かしいものとして現れた。
これについて、次のことも言い加えられよう。かつて一つの神殿があり、それはエルサレムだけにあった。イスラエルという一つの民族だけが、そこで供えものをささげていた。しかし、神のひとり子がわたしたちと同じものとなり、聖書にあるように「主が神であって、わたしたちに光をお与えになって(詩編118・27)」からは、全地は多くの聖なる家と霊的な供えものや精神的な香りによって万物の神を敬う、数えきれぬほど多くの礼拝者に満ちたものとなった。次の句は、思うにマラキがこのことを神の側から述べたことであろう。「わたしは大いなる王で、わたしの名は諸国の間であがめられ、いたるところでわたしの名のために香がたかれ、清いささげものがささげられている(マラキ1・14、11)。」
それゆえ新しい神殿の栄光、すなわち、教会の栄光が古い神殿よりはるかに偉大である(ハガイ2・9参照)ということは事実である。この教会の建設のために労を惜しまず働く人々には、救い主からの賜物、天からの贈り物が与えられる。それはすべてのものの平和、キリストである。「キリストによってわたしたちは、一つの霊に結ばれて、御父に近づくことができる(エフェソ2・18)。」平和であるキリストが与えられることを、神は宣言して言われる。「この場所にわたしは平和を与える。それは、この神殿を建てるために働くすべての人に、報いとして与えられる魂の平和である(ハガイ2・9(七十人訳))。」キリストもまた、次のように言われたことがある。「わたしの平和をあなたがたに与える(ヨハネ14・27)。」パウロは、これが神を愛する人々にどのような益となるかを次のように教えている。「あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう(フィリピ4・7)。」知恵に満ちたイザヤも同じように祈って言う。「わたしたちの神である主よ、平和をわたしたちにお授けください。あなたはわたしたちに、すべてをお与えになったからです(イザヤ26・12(七十人訳))。」ひとたび、キリストの平和を受けるに値する者となった人々にとっては、自分たちの魂を救い、徳の正しい追求に精神を傾けることは容易である。
こういうわけで、神殿を建てるすべての者に平和が与えられる、と神が言われる。教会を建て、秘義への案内者として神の家を管理するように任命された者も、また、「聖なる神殿、霊の働きによって神の住まい(エフェソ2・21-22)」となるように、自分自身を霊的で生きた石としてささげる者も皆、容易に自分の魂の救いを得ることができるであろう。
アレキサンドリアの聖チリロ司教の『ハガイ書注解』
賛美の賛歌(テ・デウム)
すべてのものの主、神よ、 あなたを たたえて歌う。 永遠の父よ、 世界は あなたを あがめとうとぶ。 神の使い、力あるもの、 ケルビムもセラフィムも 絶えることなく 高らかに賛美の声をあげる。 聖なる主、聖なる主、 すべてを治める神、 あなたの栄光は 天地をおおう。 ともに 声を合わせ、 あなたを ほめ歌う 救いを告げた預言者の群れ、 けだかい使徒と殉教者。 世界に広がる教会も あなたを たたえる。 偉大な父、まことのひとり子、 あかしの力・聖霊を。 栄光に輝く王、 勝利のキリストよ、 とこしえに あなたは 父のひとり子。 すべての人の救いのために、 おとめから生まれ、 死にうち勝ち、 信じる者に神の国を開かれた。 父の右に座し、 すべてを さばくために、 栄光のうちに ふたたび来られる。 とおとい血に あがなわれた わたしたちを ささえてください。 諸聖人とともに とわのいのちを喜ぶことができるように。 (以下を省くこともできる) 神よ、あなたの民を救い、 従う者を祝福し、 いつまでも 高め、導いてください。 日ごとに感謝をささげ、 世々に あなたの名を ほめたたえる。 わたしたちを きょうも、 罪から お守りください。 神よ、豊かな あわれみを わたしたちに。 あなたに寄り頼む わたしたちに。 あなたにかけた わたしの希望は とこしえに ゆるがない。
結びの祈願
司 ……祈りましょう。(しばらく沈黙のうちに祈る)
すべてを治められる神よ、あなたは先に わたしたちを愛してくださいました。この愛に支えられる わたしたちが、いつも心から兄弟に仕えることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
結 び
(司祭、助祭が不在の場合、または、ひとりで唱える場合)
先 賛美と感謝のうちに。
答 アーメン。
朝の祈り
「初めの祈り」のあとは「初め」を省き、「賛歌」に続く。
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
賛 歌
見よ、はや夜の影は取り去られ、光り輝くあけぼのが立ちのぼる。 私たちは皆、全能のおん者に全力を傾けてお願い致します。 神は私たちを哀れみ、すべての苦悩を追い払い、健康を与え、 父の慈愛により、私たちに天の国が与えられますように。 おん父とおん子と同しく聖霊の至福なる神が、これを私たちに与え、 その栄光が全世界に行き渡りますように。アーメン。
第一唱和
詩編 118 救いのわざを感謝して
「家造りの捨てた石が、もっともたいせつな石となった」と言われているのは、このかたのこと(使徒行録4・11)
先 神に感謝せよ、そのあわれみは永遠 アレルヤ。
神に感謝せよ。 神は いつくしみ深く、そのあわれみは永遠。 イスラエルよ、叫べ。 「神のいつくしみは永遠。」 アロンの家よ、叫べ。 「神のいつくしみは永遠。」 神をおそれる者よ、叫べ。 「神のいつくしみは永遠。」 苦悩のさなかで神に助けを求めると、 神はこたえて わたしを広い所に移された。 神は わたしのささえ、わたしは恐れることがない。 だれも わたしに手をくだせない。 神は わたしのささえ、わたしの助け。 わたしは はむかう者を ものともしない。 人の力をあてにするより、 心から神に信頼しよう。 支配する者に すがるより、 心から神に信頼しよう。 すべての国に囲まれたのに、 神の力によって、わたしは かれらを打ち砕いた。 四方から取り囲まれていたのに、 神の力によって かれらを打ち砕いた。 かれらは はちのように わたしを囲み、 いばらの火のように燃えあがったのに、 わたしは神の力によって かれらを打ち砕いた。 わたしが打ちのめされようとした時、 神は わたしを助けられた。 神は わたしの力、わたしの歌。 神は わたしの救い。 神に従う人の幕屋には、勝利と喜びの叫び。 「神の右の手は力を示す。 神の右の手は高く上がり、 その右の手は力を示す。」 わたしは死なず、わたしは生きる、 神のわざを告げるために。 神は わたしを責められたのに、 死に渡そうとは されなかった。 正義の門よ、とびらを開け、 わたしは中に はいって 神に感謝しよう。 これは神の門、 神に従う人は ここから はいる。 わたしは あなたに感謝する。 あなたは こたえて わたしを救われた。 家造りの捨てた石が、 もっとも たいせつな石となった。 これは神のわざ、 人の目には不思議なこと。 きょうこそ、神が造られた日、 この日をともに喜び祝おう。 「神よ、救いを わたしたちに。 神よ、しあわせを わたしたちに。」 「神の名によって集まる人に神の祝福。 祝福は神の家から あなたがたの上に。」 主は わたしたちを照らしてくださる神。 枝を携えて行列に はいり、祭壇まで進もう。 あなたは わたしの神。 あなたに感謝し、あなたをたたえる。 神に感謝せよ。 神は いつくしみ深く、そのあわれみは永遠。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神に感謝せよ、そのあわれみは永遠 アレルヤ。
第二唱和
旧約の歌 (ダニエル3・52-57) すべてのものは神をたたえる
造り主は とこしえにたたえられるべきかた(ロマ1・25)
先 造られたものは みな神を賛美し、
代々に神をほめたたえよ アレルヤ。
わたしたちの先祖の神である主よ、あなたに賛美、 あなたは代々にたたえられ、あがめられる。 あなたの栄光の聖なる名に賛美、 その名は代々にたたえられ、あがめられる。 あなたの栄光、聖なる神殿で あなたに賛美、 すべてにまさり あなたは代々にたたえられ、 あがめられる。 玉座におられる あなたに賛美、 すべてにまさり あなたは代々にたたえられ、 あがめられる。 ケルビムの上に座し、 すべての深みを見通される あなたに賛美。 あなたは代々にたたえられ、あがめられる。 大空の中で あなたに賛美。 あなたは代々にたたえられ、あがめられる。 造られたものは みな神を賛美し、 代々に神をほめたたえよ。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 造られたものは みな神を賛美し、
代々に神をほめたたえよ アレルヤ。
第三唱和
詩編 150 賛美の合奏
栄光は、教会とキリスト・イエスのうちにあって世々、とこしえに。アーメン(エフェソ3・21)
先 いのちある すべてのものは神をたたえよ アレルヤ。
聖所におられる神をたたえよ。 大空にみなぎる神の力をたたえよ。 そのわざは偉大。神をたたえよ。 すべてを越える神をたたえよ。 角笛を吹いて神をたたえよ。 琴を弾き、たて琴をかなでて神をたたえよ。 鼓と舞を合わせて神をたたえよ。 弦をかなで、笛を吹いて神をたたえよ。 高鳴るシンバルで神をたたえよ。 鳴りひびくシンバルで神をたたえよ。 いのちある すべてのものは 神をたたえよ。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 いのちある すべてのものは神をたたえよ アレルヤ。
神のことば(IIテモテ2・8 11-13)
ダビデの子孫として生まれ、死者のうちから復活されたイエス・キリストを いつも思い起こせ。「ともに死んだなら、ともに生きるようになる。耐え忍んでいるなら、ともに支配するようになる。否むなら、キリストも また、わたしたちを否まれる。わたしたちが不誠実であっても、かれは いつも誠実で、かれが自分をいつわることはない。」このことばに信頼せよ。
答 唱(詩編33・4 5a)
先 神のことばは正しく、
答 そのわざには いつわりがない。
先 神は正義と公平を愛し、
答 そのわざには いつわりがない。
先 栄光は父と子と聖霊に。
答 神のことばは正しく、そのわざには いつわりがない。
福音の歌(ルカ 1・68-79)
交唱 すべてを捨ててわたしに従ったおまえたちは百倍を受け、
永遠のいのちを得る アレルヤ。
または
交唱 町の大通りに出て、見掛けた者は誰でも婚宴に連れて来なさい。
神をほめたたえよ、イスラエルの神を。 神は民を訪れて あがない、 わたしたちのために力強い救い主を、 しもベダビデの家に立てられた。 神は昔、預言者によって語られたように、 わたしたちに逆らう者、 うらみをいだく者の手から、 わたしたちを救い、祖先をあわれみ、 とうとい契約を心に留められた。 神は先祖アブラハムに約束されたとおり、 逆らう者から わたしたちを救われた。 生涯を きよく正しく平和に送り、 神に仕えることができるように。 幼な子よ、おまえも神の預言者と呼ばれ、 主の前を歩み、その道をととのえ、 罪のゆるしによる救いを その民に知らせる。 すべては神のあわれみのこころによる。 神の深いあわれみにより、 夜明けの太陽は わたしたちに臨み、 やみと死の陰にある人を照らし、 わたしたちの歩みを平和に導く。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
交唱 すべてを捨ててわたしに従ったおまえたちは百倍を受け、
永遠のいのちを得る アレルヤ。
または
交唱 町の大通りに出て、見掛けた者は誰でも婚宴に連れて来なさい。
共同祈願
司 正義の太陽イエスを わたしたちの上に輝かせてくださる神をたたえて祈りましょう。
先 恵み豊かな父よ、主イエスの復活を感謝してともに祈ります。すべての民を導き、キリストのもとに一つにしてください。
答 神よ、あなたのいぶきを地の面に。
先 教会にあなたの霊を注いでください。キリストの力によって、人々に光と救いをもたらし、力強いあかしを たてることができますように。
先 年老いた人、病の床にある人を顧み、いつくしみを注いでください。キリストとともに苦しむ人が その復活の力によって慰められますように。
先 キリスト者となったわたしたちが互いに重荷をにない、行ないを通して あなたの愛を世にあらわして行くことができますように。
主の祈り
(個人で唱えるときには前文は省くことができる。)
司 主・キリストが教えてくださった「主の祈り」を唱えましょう。
(または)
司 神の国を待ち望みながら「主の祈り」を唱えましょう。
(または)
司 キリストの教えに従って神である父をたたえて祈りましょう。
天におられるわたしたちの父よ、 み名が聖とされますように。 み国が来ますように。 みこころが天に行われるとおり 地にも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。 わたしたちの罪をおゆるしください。 わたしたちも人をゆるします。 わたしたちを誘惑におちいらせず、 悪からお救いください。
結びの祈願
司 すべてを治められる神よ、あなたは先に わたしたちを愛してくださいました。この愛に支えられる わたしたちが、いつも心から兄弟に仕えることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
派遣の祝福
(ミサが続く場合は省く)
司 主は 皆さんとともに。
答 またあなたとともに。
司 全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんの上にありますように。
答 アーメン。
司 朝の祈りを終わります。行きましょう 主の平和のうちに。
答 神に感謝。
結 び
(司祭、助祭が不在の場合、または、ひとりで唱える場合)
先 賛美と感謝のうちに。
答 アーメン。
昼の祈り
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
賛 歌
(三時課) おん子と共におん父と一なる聖霊を、 注がれるのをよみされるおん者よ、いま、 私たちの心に注いでください。 口とことば、心と五感と力とは、共に声を限りに、 聖三位をたたえます。隣人愛の火をともし、 その熱意を燃え立たせてください。 あなたを通して、おん父を解し、また、おん子を知り、 常に、聖霊を信じることができますように。アーメン。
(または)
私たちは、順序を堅く守り、敬虔な心で、 一日の九時頃に、三位の力ある助けを呼び求めます。 私たちは、かつて、使徒たちのうちにあり、 この時刻に分かち与えられた聖霊の住み家です。 この心地よい秩序づけで、すべてをみごとに飾られた 天の国の造り主は、私たちの永遠の報いとなられる。 神なるおん父とそのひとり子に、聖霊と共に 世々に栄光がありますように。アーメン。
詩編唱和
詩編 23 神は わたしの牧者
玉座におられる小羊は、かれらを牧していのちの水の泉に導いてくださる(黙示録7・17)
先 神は わたしの牧者、
わたしは乏しいことがない アレルヤ。
神は わたしの牧者、 わたしは乏しいことがない。 神は わたしを緑の牧場に伏させ、 いこいの水辺に伴われる。 神は わたしを生き返らせ、 そのいつくしみによって正しい道に導かれる。 神よ、たとえ死のかげの谷を歩んでも、 わたしは災いを恐れない。 あなたが わたしとともにおられ、 あなたのむちとつえは わたしを守る。 あなたは敵の見ている前で、 わたしのために会食を整え、 わたしの頭に油を注ぎ、 わたしの杯を満たされる。 神の恵みと いつくしみに生涯伴われ、 わたしは とこしえに神の家に生きる。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神は わたしの牧者、
わたしは乏しいことがない アレルヤ。
詩編 76 イスラエルの勝利の歌
人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見る(マタイ24・30)
先 神は勝利者のように威厳があり、
光り輝くかた アレルヤ。
神は ユダの地に知れわたり、 イスラエルで その名は偉大。 神の幕屋はサレムに、 そのすまいはシオンにある。 神は そこで弓矢を折り、 たてと剣、すべての武器を砕かれた。 神は勝利者のように威厳があり、 光り輝くかた。 高ぶる者は武器を奪われて眠りに沈み、 力ある者も、その手は なえた。 ヤコブの神よ、あなたは怒りを現わされ、 馬も戦車も なりを静めた。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神は勝利者のように威厳があり、
光り輝くかた アレルヤ。
76(8-13)
先 神に誓いを立て、
贈り物を携えて神にささげよ アレルヤ。
あなたは おそるべき神。 あなたの怒りの前に だれが立っていられようか。 あなたのさばきが天から下ると、 地は おののいて なりをひそめた。 地に住む すべての苦しむ人を救おうと、 あなたは さばきに立ち上がられた。 人の怒りさえ、あなたをたたえることになり、 生き残った者は あなたのもとに集められる。 あなたがたの神、主に誓いを立て、 それを果たせ。 まわりの人はみな、贈り物を携えて神にささげよ。 神は おごり高ぶる者を はずかしめ、 地の王たちに おそれられる。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神に誓いを立て、
贈り物を携えて神にささげよ アレルヤ。
三時課に
神のことば(Ⅰコリント6・19-20)
あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる神から受けた聖霊のすまいであって、自分のものではないことを知らないのか。あなたがたは大きな犠牲を払って あがなわれたものであるから、自分のからだをもって神の栄光をあらわせ。
(詩編84・3)
先 わたしの魂は あなたの庭を慕い、
答 心をこめて あなたのいのちを喜び歌う。
六時課に
神のことば(申命記10・12)
あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、主をおそれ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くして、あなたの神、主に仕えることではないか。
(詩編15・1 2参照)
先 神よ、あなたの幕屋に泊まる人はだれ、 答 それは、とがなく歩み、心から まことを語る人。九時課に
神のことば(雅歌8・6b-7a)
愛は死のように強く、ねたみは よみのように根強い。その炎は火の炎、すさまじい炎である。大水もそれを消すことができず、洪水もそれを押し流すことができない。
(詩編15・2 3参照)
先 神よ、わたしはあなたを慕う。 答 あなたは わたしのよりどころ、わたしのたて、救いの力。結びの祈願
司 ……祈りましょう。(しばらく沈黙のうちに祈る)
すべてを治められる神よ、あなたは先に わたしたちを愛してくださいました。この愛に支えられる わたしたちが、いつも心から兄弟に仕えることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
結 び
(司祭、助祭が不在の場合、または、ひとりで唱える場合)
先 賛美と感謝のうちに。
答 アーメン。
晩の祈り
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
賛 歌
おお、光である至福なる主、唯一の三位よ、 はや太陽の熱は和らぎました。心に光をそそいでください。 朝にはあなたを賛美し、夕にはあなたに懇願し、 あなたへの私たちの嘆願が、 世々にわたり、はえある賛美となりますように。 キリストとその父であるおん者と聖霊に嘆願します。 力ある一なる三位に、世々にわたり、 熱き祈りをささげます。アーメン。
第一唱和
キリストの支配は、はむかうすべての者をその足の下に置く(Ⅰコリント15・25)
先 生まれた日から あなたには
王の威厳が備わっている アレルヤ。
神は わたしの主に仰せになる。 「わたしの右にすわれ。 はむかう者を おまえの足台とする。」 神は 王しゃくを持つ あなたを シオンから起こされた。 はむかう者の中で治めてください。 生まれた日から あなたには王の威厳が備わっている。 あなたは朝の露のように生まれ、光り輝く。 「メルキゼデクのように、おまえは永遠の祭司。」 これは ゆるぎない神のことば。 神は、その右の手で 怒りの日、王たちを砕かれる。 主は諸国をさばき、勝利をおさめ、 遠く地の果てまで、力をもって君臨する。 主は沢の流れで かわきをいやし、 こうして、その力を現わす。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 生まれた日から あなたには
王の威厳が備わっている アレルヤ。
第二唱和
光の子どもらしく歩みなさい。光は、あらゆる善意と真実の実を結ばせる(エフェソ5・8-9)
先 光はやみの中に輝き、
神に従う人を照らす アレルヤ。
しあわせな人、神をおそれ、 そのおきてを喜びとする人。 その子らは地において強くなり、 心の正しい人の子孫は祝福される。 富と栄えは その家にあり、 かれらは とこしえに恵まれる。 光はやみの中に輝き、 神に従う人、心正しく あわれみ深い人を照らす。 しあわせな人、情け深く人に貸し、 仕事を公正に行なう人。 神に従う人は とこしえに ゆるぎなく、 その思い出は いつまでも続く。 かれは悪い知らせを恐れず、 神に信頼して その心は ゆるがない。 毅然として何者も恐れず、 ついに、敵に うち勝つ。 かれは貧しい人に惜しみなく与え、 その正義は世々に続き、その誉れは高められる。 神に逆らう者は これを見て怒り、 歯ぎしりして退き、その望みは消えうせる。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 光はやみの中に輝き、
神に従う人を照らす アレルヤ。
第三唱和
先 神のすべてのしもべよ、
わたしたちの神を賛美せよ アレルヤ。
勝利と栄光と力は わたしたちの神のもの、 神のさばきは真実で正しい。 神のすべてのしもべよ、 わたしたちの神を賛美せよ。 神をおそれ敬う者は みな、神を賛美せよ。 主は万物を支配され、 わたしたちの神である主は王となられた。 わたしたちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。 小羊の婚宴の時が来て、花嫁のしたくはできた。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神のすべてのしもべよ、
わたしたちの神を賛美せよ アレルヤ。
神のことば(ヘブライ12・22-24参照)
あなたがたは、シオンの山、神の都、天のエルサレム、無数の天使のつどいに はいったのである。天にしるされている神の民の集会にはいり、万民の審判者である神のもとに、あがないの血を流されたイエスの前に立っているのである。
答 唱(詩編147・5 7a参照)
先 神は力に満ちて偉大。
答 その知恵は はかり知れない。
先 感謝の歌を神に歌おう。
答 その知恵は はかり知れない。
先 栄光は父と子と聖霊に。
答 神は力に満ちて偉大。その知恵は はかり知れない。
福音の歌(ルカ 1・46-56)
交唱 そのうちのひとりは、自分が なおったことに気づき、
大声で神を ほめたたえながら引き返してきた アレルヤ。
または
交唱 ある人が盛大な宴会を催そうとして、大勢の人を招き、宴会の時刻になったので、僕を送り、招いておいた人々に、「もう用意ができましたから、おいでください」と言わせた。
わたしは神をあがめ、 わたしの心は神の救いに喜びおどる。 神は卑しい はしためを顧みられ、 いつの代の人も わたしを しあわせな者と呼ぶ。 神は わたしに偉大なわざを行なわれた。 その名はとうとく、 あわれみは代々、神をおそれ敬う人の上に。 神は その力を現わし、 思いあがる者を打ち砕き、 権力をふるう者を その座からおろし、 見捨てられた人を高められる。 飢えに苦しむ人は よいもので満たされ、 おごり暮らす者は むなしくなって帰る。 神は いつくしみを忘れることなく、 しもベイスラエルを助けられた。 わたしたちの祖先、 アブラハムと その子孫に約束されたように。
栄唱 栄光は父と子と聖霊に。初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
交唱 そのうちのひとりは、自分が なおったことに気づき、
大声で神を ほめたたえながら引き返してきた アレルヤ。
または
交唱 ある人が盛大な宴会を催そうとして、大勢の人を招き、宴会の時刻になったので、僕を送り、招いておいた人々に、「もう用意ができましたから、おいでください」と言わせた。
共同祈願
司 わたしたちを永遠の都に導いてくださる神に感謝して祈りましょう。
先 聖なる父よ、あなたはすべてを治め導いておられます。御子キリストとともにささげる わたしたちの感謝を受け入れてください。
答 神よ、あなたの愛は あまねく世界に及ぶ。
先 あなたの民の指導者に選ばれた教皇、司教を聖霊によって強めてください。永遠の牧者キリストのもとに ゆだねられた羊を導くことができますように。
先 重荷を負い、労苦する人をいたわり、ふさわしい休みをお与えください。力を回復して日々の仕事に励むことができますように。
先 終わりのない いのちを望んで世を去った人々を聖人のつどいに迎え、復活の喜びにあずからせてください。
主の祈り
(個人で唱えるときには前文は省くことができる。)
司 主・キリストが教えてくださった「主の祈り」を唱えましょう。
(または)
司 神の国を待ち望みながら「主の祈り」を唱えましょう。
(または)
司 キリストの教えに従って神である父をたたえて祈りましょう。
天におられるわたしたちの父よ、 み名が聖とされますように。 み国が来ますように。 みこころが天に行われるとおり 地にも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。 わたしたちの罪をおゆるしください。 わたしたちも人をゆるします。 わたしたちを誘惑におちいらせず、 悪からお救いください。
結びの祈願
司 すべてを治められる神よ、あなたは先に わたしたちを愛してくださいました。この愛に支えられる わたしたちが、いつも心から兄弟に仕えることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
派遣の祝福
(ミサ、または、寝る前の祈りが続く場合は省く)
司 主は 皆さんとともに。
答 またあなたとともに。
司 全能の神、父と子と聖霊の祝福が皆さんの上にありますように。
答 アーメン。
司 晩の祈りを終わります。行きましょう 主の平和のうちに。
答 神に感謝。
結 び
(司祭、助祭が不在の場合、または、ひとりで唱える場合)
先 賛美と感謝のうちに。
答 アーメン。
寝る前の祈り
初 め
司 神よ、わたしを力づけ、
答 急いで助けに来てください。
司 栄光は父と子と聖霊に。
答 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。 アレルヤ。
良心の糾明
(しばらく沈黙のうちに反省する)
回心の祈り
(ミサの式次第にある他の形式も用いることができる)
司 全能の神と、
全 兄弟姉妹の皆さんに告白します。
わたしは、思い ことば 行ない
怠りによって たびたび罪を犯しました。
聖母マリア すべての天使と聖人
そして兄弟の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください。
司 全能の神が わたしたちを あわれみ、罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。
答 アーメン。
賛 歌
一日を終える前に、ものごとの造り主のあなたに、 私たちはお願いいたします。いつもの寛大さで 私たちをお守りください。 私たちの心はあなたを夢見、眠っているときも あなたを感じ、またあなたの栄光を、 近づく光とともに賛美できますように。 壮健ないのちを与え、私たちの熱意をめざめさせ、 おそろしい夜の闇を、あなたの光で照らしてください。 氷遠のおん父よ、聖霊とともに永遠(とわ)に、 ともに治められる主イエス・キリストによって お願いいたします。アーメン。
詩編唱和
詩編 91 神の保護に身を寄せて
あなたがたに へびや さそりを踏みつける力を授ける(ルカ10・19)
先 神は おまえの進む すべての道を守られる アレルヤ。
すべてを越えるかたのもとに生き、 全能なかたに守られて暮らす者のことば。 「神は、わたしののがれ場、わたしのとりで、 わたしは神に寄り頼む。」 狩人のわな、いのちとりの疫病から、 神は あなたを救われる。 神は その羽で あなたをおおい、 翼のもとに あなたはのがれる。 神のまことは、 大だて、小だて。 夜 襲ってくる恐怖、昼 飛んで来る矢も、 あなたは恐れることはない。 夜中 しのび寄る疫病も、 昼間 起こる災いも、恐れることはない。 右に千人、左に万人倒れても、 危険は あなたに近づかない。 神に逆らう者の報いを、 あなたは まのあたりに見る。 あなたは神をのがれ場とし、 すべてを越えるかたを かくれがとした。 それゆえ不幸は あなたに臨まず、 災いは すまいに近づかない。 神が あなたのために、使いに命じ、 あなたの進む すべての道を守られる。 足が石につまずかないように、 神の使いは 手であなたをささえる。 あなたは ししと まむしを踏みつけ、 若じしと へびを踏みにじる。 神は仰せになる。 「わたしは たよる者を救い、 わたしを知っている者を守る。 呼び求める者に わたしは答え、 悩みの時 ともにいて、救いと誉れを与えよう。 長生きさせて喜ばせ、 救いを豊かに与えよう。」 栄唱 栄光は父と子と聖霊に。 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
先 神は おまえの進む すべての道を守られる アレルヤ。
神のことば (黙示録22・4-5)
神のしもべたちは神の顔を仰ぎ見る。かれらの額には神の名が刻まれている。もう夜はない。ともしびも太陽の光もいらない。神である主が かれらを照らし、かれらは永遠に支配する。
答 唱
先 父よ、あなたに ゆだねます。
答 父よ、わたしを ゆだねます。
先 わたしを救われた いつくしみ深い神。
答 父よ、わたしを ゆだねます。
先 栄光は父と子と聖霊に。
答 父よ、あなたに ゆだねます。父よ、わたしを ゆだねます。
福音の歌 (ルカ2・29-32) 諸国の民の光
交唱 起きている時も、眠っている時も、神よ、わたしを救い、守ってください。キリストのうちに いつも目ざめ、平和のうちに いこうことができるように。
神よ、いまこそ あなたは おことばのとおり、 しもべを安らかに行かせてくださる。 わたしは この目で あなたの救いを見た。 あなたが万民の前に備えられた救い、 諸国の民を照らす光、 あなたの民イスラエルの光栄。 栄唱 栄光は父と子と聖霊に。 初めのように 今も いつも 世々に。アーメン。
交唱 起きている時も、眠っている時も、神よ、わたしを救い、守ってください。キリストのうちに いつも目ざめ、平和のうちに いこうことができるように。
結びの祈願
司 ……祈りましょう。(しばらく沈黙のうちに祈る)
(主日に)
全能の神よ、わたしたちの祈りに耳を傾けてください。主イエスの復活を きょう記念した わたしたちが、あなたの平和のうちに安らかに いこい、新しい朝を迎えて あなたをたたえることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
(主以外の祭日に)
すべてを治められる神よ、わたしたちを訪れ、すべての悪を遠ざけてください。このすまいに天使を送って、わたしたちを守り、あなたの祝福を豊かに与えてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。
答 アーメン。
祝 福
司 この夜を安らかに過ごし、終わりを全うする恵みを、全能の神が与えてくださいますように。
答 アーメン。
結びの歌(聖母賛歌)
(いずれか一つを選ぶ)
救い主を育てた母、 開かれた天の門、 光り輝く海の星、 倒れる者に走り寄り、 力づけてくださるかた。 すべてのものが たたえる中で、 造り主を生んだかた。 ガブリエルから ことばを受けた とわのおとめよ、 罪深い われらのために祈りたまえ。
(または)
天の元后、 天の女王、 世に光を生み出した、 いのちの泉、天の門。 喜べ、輝く おとめ、 すべてにまさる とうとい おとめ。 われらのためにキリストに祈りたまえ。
(または)
元后、あわれみの母、 われらのいのち、喜び、希望。 旅路から あなたに叫ぶエバの子、 なげきながら、泣きながらも、 涙の谷に あなたを慕う。 われらのためにとりなすかた、 あわれみの目を われらに注ぎ、 とうとい あなたの子イエスを 旅路の果てに示してください。 おお、いつくしみ、恵みあふれる 喜びのおとめマリア。
当日の福音
福音朗読(マタイ22・1-14)
見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。
マタイによる福音
〔そのとき、イエスは祭司長や民の長老たちに〕たとえを用いて語られた。「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。『招いておいた人々にこう言いなさい。「食事の用意が整いました。牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。」』しかし、人々はそれを無視し、一人は畑に、一人は商売に出かけ、また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。そこで、王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。そして、家来たちに言った。『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。だから、町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」
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各部分について
賛歌
「ローマ式典礼による時課の典礼」 から抜粋しました。 [1]
読書
第一朗読(聖書協会、共同訳)
2年周期朗読分配の偶数年を載せて共同訳を使用しました。ただし、場合によって、冒頭と繋ぎの部分に調整を加えました。その際〔〕で記しました。 朗読の箇所は、典礼省公式雑誌 NOTITIAE [2] に合わせました。
第二朗読(教父、教会著作家)
「毎日の読書」を使用しました。
詩編等
原則として、先唱句と交唱が私訳のものを使用しました。 詩編は「教会の祈り」をそのまま使用しました。
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[1] ローマ式典礼による時課の典礼: 復活節、冨樫乕一 編修翻訳 (2015 年)
[2] LECTIONES BIBLICAE PRO OFFICIO LECTIONIS LITURGIAE HORARUM (2020, p 130) http://www.cultodivino.va/content/cultodivino/it/rivista-notitiae/indici- annate/2020.html